その1に続いて、その2を書いている間に、もはや秋になってしまった…。
しかし秋でも、ボストン市民は「雪に覆われるまでの間を、屋外で過ごそう!」と躍起になっている気がする(?)。
自分も、最近は昼食以外にも、キャンパスのオープンスペースや家の近くの公園で仕事をするという、オープン・エア・ワークを積極的に取り入れている。何か大そうな名前を付けてみたが、何てことはなく、ラップトップPCを持参して、木陰のベンチに座って仕事をする。ただそれだけ。
こちらにやってきて、プールサイドやビーチ、公園などで、ラップトップPC片手に仕事をしている人を目にしては、「何も、こんなところでPC開かなくても…」といい印象を持たずに観察していた。つい最近までは。
しかし、実際にやってみると、これが相当心地よい!
天井も壁もない広大な空間の中で、太陽と青空、ゆっくり動いて行く雲、そして、心地よい自然の風を感じ、周りで戯れている学生や子供達の声、小鳥や犬猫のなき声を聞きながら、ラップトップPCのモニタとキーボードに全神経を注ぐ。
とてつもないギャップがあるようだが、自分はとても落ち着くし、自然と集中力を増した状態になり、短期間で仕事を進めることに大きく貢献している。
自分は、一つの場所で長時間集中して仕事を進めるのが苦手なので、 ロー・スクールの図書館やカフェへ場所を変えて仕事をすることは多かった。
しかし、このような場所は冬に取っておくことにして、今はもっぱら屋外ワークに精を出している。
短いボストンの秋、これまで以上に外で過ごすことが増えそうだ。
≪写真 上・中≫ アパートから徒歩3分のお気に入りのオープン・エア・ワーク・スペース(=ただの公園のベンチ)。ここで仕事したり、本読んだりしています。
≪写真・下≫ アパートのプールも9月1日で終了です。