マップ・ギャラリー・セッションの会場。ここでは、環境保全や気候変動、防災、インフラ管理、交通・ロジスティックスなど、世界中の様々な分野でのGISの活用が紹介されており、きれいにカッコ良くデザインされた個性的なポスターがたくさん並べられている。壮観である。日本からも沢山のポスターが出展されたいた。その中でも、京都大学・新潟大学チームの震災復興GISのポスターは特に迫力があったなぁ。
GIS関連の求人・求職コーナー。
皆さん、真剣にメモ取っています……。
だって、、、
自治体のGIS Supervisorで給料70k-90k (70,000-90,000USD)というビラもあったり、米国でのGIS Professionalの地位はやはり高そうだ。
以前このコーナーで、マクドナルドやカルバン・クラインのGISアナリスト募集のビラを見た。今年に入って別の場所で、マッキンゼー・アンド・カンパニーがGISアナリストを募集していた。
どこか、純日本人をVISAサポート付きで雇ってくれないだろうか?
今年も、懲りずに口頭発表。
10年前、初めてこのカンファレンスで発表して以来、すでに8回目。10年前と比べて、研究内容はそれなりに進化したと思うが(さすがにねぇ。。)、英語に関しては疑問が残る。そろそろこの状態を脱却せねば、と肝に銘じる。
ところで、今年は日本人によるポスター発表は沢山あったが、口頭発表はとても少なかったみたいだ。
自分が思うに、「他の国内外の学会・研究会議などに比べて、ESRI UCでの口頭発表は、かなり(良い意味で)敷居が低い」。具体的には、ほとんどの聴衆は、研究者というよりはGISの実務者であり、広い範囲でのGISの活用に関心を持っている人が多く、建設的で前向きな意見やアドバイスが圧倒的に多い。また、時間なども厳密でなく、柔軟性が高い(笑)。
個人的に、GISユーザーはフレンドリーで、忍耐強い人が多いので(じゃなきゃGISなんてやってられない!?)、下手なカタカナ英語もじっと耐えて、にこやかに聞いてくれる人が多い気がする。
来年以降、ESRI UCへ出席される方は、口頭発表も検討してみては如何でしょうか?
<写真・中 ホテルで発表前のコソ練に勤しむ(O氏撮影)>
<写真・下 夏の南カリフォルニアということで、ネクタイを付けている人はほとんどない。しかし、発表の際は“気合”を入れるため、敢えて愛用ネクタイを装着。まずは、カタチから。。。>
最終日の夜は、カンファレンス会場すぐ近くの海上(?)公園にて、屋外パーティ。
世界中のGISエクスパート、マニア、一般ユーザ、そしてその家族が、ビールとワインを片手に、GIS談義に花を咲かせる(?)。〆は、毎年恒例のESRI花火が、サンディゴ・ハーバーを彩る。
今年も、大勢の方々に大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。
↓残念ながら、米国へは配送してくれないみたいだ。