2009年5月17日日曜日

ラオス・ヴィエンチャン

現地時間の夜9時前に、ラオス・ヴィエンチャンに到着。
気温31℃。飛行機を降り立った瞬間、いきなり蒸し暑い。

ラオスは2007年11月以来、2回目。
ヴィエンチャンの中心街にある、前回と同じホテルに宿泊。

中心街といっても、自分の故郷・宮崎県日南市(人口4.5万)の
中心街(油津)より小さい感じで、
一国の首都かつ最大の都市とは思えないほど、何もない。
素朴で、昭和20年代の日本の街みたいなイメージだ
(その時代、生きてないけど…)。

世界中どこに行っても、似たような近代都市が乱立するこの時代、
この何もない、未開発の素朴さが、ラオスの最大の魅力でもある。



さて、タイ・バンコクのスワンナプーム空港にて、
ラオス航空に乗り換える際、一旦タイへの入国手続きをとった。

入国審査ゲートで並んでいる際、日本からの飛行機が到着したらしく、
日本人のグループが大勢で審査ゲートへやってきた。

その時、日本旅行者の7割程度が、白いマスクをしていて、
とても驚いた!
「日本でのインフル報道は凄いことになっている!」とは聞いていたが、
バンコク空港にて、それを目の当たりにするとは。


ボストン空港、ロンドン・ヒースロー空港では
一人もマスクはしていなかった。
もちろん、自分が搭乗した飛行機にも、マスク着用者はいなかったが、
搭乗者の半分がマスクをしている飛行機に乗ることを考えると、
それだけで気分が悪くなりそう(苦笑)。

もちろん、最大限の予防策をとるにこしたことはないと思いますが、、。


自分が見る限り、各空港での対応は以下の通り。
米国や欧州のほうが深刻な筈なのに、
彼らは対応を怠っているのか?、それとも、
アジア各国が神経質なのか??
(まあ、タイ・ラオスは、「一応、対策しています!」と
 パフォーマンスしているようにも見えた(笑))

■ アメリカ・ボストン空港: 
 問診票記入なし、検疫なし、マスク着用者なし

■ ロンドン・ヒースロー空港: 
 問診票記入なし、検疫なし、マスク着用者なし

■ バンコク・スワンナプーム空港: 
 問診票記入あり、体温測定機+医療関係者が待機、マスク着用者大勢(主に日本人+その他アジア人)

■ ラオス・ビエンチャン空港:
 問診票記入あり、医療関係者が待機、マスク着用者なし



雨季のメコンで調査を行う自分は、
新型インフルより、マラリアの方が怖く、
早速今日より、ワクチン服用なのです。

2009年5月16日土曜日

メコンへ

明日から2週間、ラオス・カンボジアへ。

昨年、ボストンからタイ・バンコクへ行った際は、
シカゴ・東京経由で、
乗り継ぎ時間を含めて30時間以上かかった。
(⇒2007年5月2日 アジア工科大学

今回のロンドン経由だと、バンコクまでを3~4時間短縮できる見込み。
そしてバンコクでラオス航空に乗り換えて、ラオスの首都ビエンチャンへ。


今回は、Peter(教授)と一緒なので、
出張スケジュールを組む際、バンコクで一泊することを提案した。

Peterはとてもタフで、頻繁に海外出張にも行っているが、
4月に72歳になった彼にとって、
ラオスまでの片道24時間のフライト+8時間の乗継待ち合わせは、
さすがにシンドイだろう心配した。

しかし彼は、ためらいもなく、
「時間とお金(ホテル代)がもったいない!
その日に飛行機があるなら、さっさとラオスへ行こう!」
と即答。

自分の中の72歳像が大きく変わる。
ちなみに、彼は65歳まで、
毎日週3回プールで泳いでいたという。


彼より半分以上若いのに、
長距離フライトをためらう自分を反省。