北京最終日、
もう一つの中国最高学府・北京大学へ行く。
リモートセンシング・GIS研究所(Institute of Remote Sensing and Geographical Information System)を訪問するのが目的だ。
ちなみに、この研究所は、大学内のリモートセンシング棟という建物に位置する。
右の写真のように、リモートセンシングのことを中国語では「遥感」と表記する、と
今回一緒に研究所を訪問する東京大学・竹内先生に教えてもらう。
漢字の雰囲気は分かるけど、やはり教えてもらわないと分からない。
RS&GIS研究所のLiu教授が対応してくる。
北京大学には、GISに関する3つの研究センターがあり、
ESRI ArcGISのサイトライセンスを導入している(ちなみに、清華大学も)。
- Institute of Remote Sensing and Geographical Information System
約30年前に設立。地理学科を中心に、多様な分野の教員によって構成される。教授・准教授がそれぞれ15名程度、スタッフが10名程度。
主に、3つの部門によって構成される。
1) GIS理論(GI Science)
2) ソフトウェア開発:Peer to Peer、テラバイトに対応する(?)次世代型GISソフトウェアの開発など。独自のGISソフトウェア・ソフト(City star?)も開発したという。
3) 応用研究: 災害対応(がけ崩れ)、土地利用規制など
- Center of Geographical Information System
約10年前に設立。コンピュータ・サイエンスの学科が中心となって、ソフトウェア開発を行う。
- ArcGIS Teaching and Applied Research Center
2008年1月、ESRIと北京大学にて共同設立。ESRI製品を使ったGIS教育・研究を推進すると主に、ソフトウェアの研究開発も行う(→中国科学技術省)
個人的には、これらのセンターが、ハーバードと同じように、
GISをツールとして、大学内の分野融合型の
学際研究を推進するような活動を行っているのか?
という点に一番の関心があった。
しかし、Liu教授は、
「特にそのような活動は行っていない」
と仰っていた。
・やはりそれぞれの研究者の興味の対象は異なるので、
そのような活動を推進しても効果は薄い。
・興味や関心があれば、個人個人の研究者単位での共同研究や
学際研究が行われるので、特にGISによる学際研究の推進といった
キャンペーンを展開するつもりはない、
とのことであった。
2006年、ESRIのサポートを受け設立された、
ハーバードのGISセンターはGISによる学際研究の促進と
それによる新しい学問分野の創出などをその使命と掲げている(と思う)。
2008年、同様にESRIが北京大学に多大なサポートを行ったとの噂を耳にしたので、
今回の訪問に至ったのであるが、北京大学では上述のArcGIS Teaching and Applied Research CenterにおけるArc GISソフトウェアの研究開発を中心に行っているのかもしれない。
今回は、実際に北京大学に行くまでほとんど情報が無かったので
(英語版Websiteが全く存在しない!)、
内部の実情が全く分からなかったが、
機会があれば、ArcGIS Teaching and Applied Research Centerの活動も調査してみたい。
それにしても、ハーバード、北京大学と、
次々とGISのセンターを立ち上げるESRIの世界戦略って、一体・・・?
明日は、東京でGIS学会に参加。
再見、北京!
≪写真・上2~4 北京大学キャンパス≫
清華大学と比べて、中国風の建築物が多く、歴史を感じるキャンパスだ。
≪写真・下 竹内先生、Liu教授と≫
2008年10月23日木曜日
清華大学 その2
21日・22日は、清華大学にて、「第7回アジア地域の巨大都市における安全性向上のための新技術に関する国際シンポジウム(USMCA2008)」に参加。
自分は、代理発表を含む、二つのプレゼンテーションを行う。
しかも、同一セッションでの連続発表。
よく考えてみたら、一度に二つの話題について
発表を行うのは初めてだ。
まず、一本目。
目黒先生と一緒に指導をさせてもらった、
コロンビア人大学院生の修士論文の研究成果を
代理発表という形で発表。
2週間前には代理の件を伝えられていたので、
十分な準備時間はあった。
実際、それなりに時間をかけて用意をしてきた。
ところが、その発表は散々たるものであった…。
発表の直前に、先方が用意した発表用PCにて、
プレゼンで使用するムービーファイルの設定をしようと思ったのだが、
中国語OSに戸惑ってしまった。
それによって、プレゼン開始時間を大幅に遅らせるとともに、
結局設定が上手くいかないままプレゼンをスタートすることになった。
聴衆はそれ程いなかったが、
会場が広かったせいもあって(写真なし)、
ものすごく焦った状態でスタート。
そして、その心の動揺が取れないまま、
シドロモドロな状態でプレゼンを終える。
あ~最悪…。
こっ恥ずかしいプレゼンをしてしまった。。。
当初の予定では、セッションが始まる前(休憩時間)に、ファイルを発表用PCにコピーして、ムービーファイルの設定も済ませておく予定だった。
しかし、その前のセッションの間、屋外で一人で発表練習をしていたら、
ものすごく大きな蜂が自分の鞄に降り立った。
そして、何故かそこが気に入ったみたいで、
お尻(針?)を鞄に擦りつけ、そこから一向に離れようとしない。
結局、その蜂を追い払うのに10分くらいかかってしまい、
その結果、会場入りがセッション開始の直前になってしまった。
世の中、常にトラブルの連続だ。
発表の直前に、
蜂が自分の鞄にまとわりつくなんて、
思いもつかない。
しかも、かなり巨大…。
しかし、これくらいのハプニングで、
動揺してしまってはいけないのだ。
そして、1本目のぐだぐだプレゼンの直後、自分がメインでやっている研究の発表。
もう終わってしまったことは仕方がないので、
気を取り直して、2本目の発表に挑む。
1本目の汚名を挽回すべく(!?)、
無理やりテンションを高める。
ほぼ当初の予定通りの時間に発表を終えた。
その後の質疑応答では、有難いことに、
とてもいいご指摘を沢山いただいた。
そして、無事二日間の日程を終え、
閉会式。
そこで、若手研究者の中からBest Paper Awardが選ばれるのだが、
その5人の中に自分が選ばれた!
小学校低学年のときに、地元の写生大会で描いた絵が
街のコンテストに入選して以来の表彰。
自分でもとても驚いた。
目黒先生やご支援いただいている多くの方々に、
太謝謝祢了。
大会実行委員会の方曰く、
「あくまでも2本目の発表に対するの賞だから。
1本目と2本目の平均での評価だったら、
駄目だったから(笑)」
やはり1本目の発表は、相当点数が低かったみたいだ(笑)。
プレゼン・マスターへの道のりはまだまだ遠い。
≪写真・上2つ USMCAの会場(大学内)≫
≪写真・下2つ 懇親会会場(大学外)≫
自分は、代理発表を含む、二つのプレゼンテーションを行う。
しかも、同一セッションでの連続発表。
よく考えてみたら、一度に二つの話題について
発表を行うのは初めてだ。
まず、一本目。
目黒先生と一緒に指導をさせてもらった、
コロンビア人大学院生の修士論文の研究成果を
代理発表という形で発表。
2週間前には代理の件を伝えられていたので、
十分な準備時間はあった。
実際、それなりに時間をかけて用意をしてきた。
ところが、その発表は散々たるものであった…。
発表の直前に、先方が用意した発表用PCにて、
プレゼンで使用するムービーファイルの設定をしようと思ったのだが、
中国語OSに戸惑ってしまった。
それによって、プレゼン開始時間を大幅に遅らせるとともに、
結局設定が上手くいかないままプレゼンをスタートすることになった。
聴衆はそれ程いなかったが、
会場が広かったせいもあって(写真なし)、
ものすごく焦った状態でスタート。
そして、その心の動揺が取れないまま、
シドロモドロな状態でプレゼンを終える。
あ~最悪…。
こっ恥ずかしいプレゼンをしてしまった。。。
当初の予定では、セッションが始まる前(休憩時間)に、ファイルを発表用PCにコピーして、ムービーファイルの設定も済ませておく予定だった。
しかし、その前のセッションの間、屋外で一人で発表練習をしていたら、
ものすごく大きな蜂が自分の鞄に降り立った。
そして、何故かそこが気に入ったみたいで、
お尻(針?)を鞄に擦りつけ、そこから一向に離れようとしない。
結局、その蜂を追い払うのに10分くらいかかってしまい、
その結果、会場入りがセッション開始の直前になってしまった。
世の中、常にトラブルの連続だ。
発表の直前に、
蜂が自分の鞄にまとわりつくなんて、
思いもつかない。
しかも、かなり巨大…。
しかし、これくらいのハプニングで、
動揺してしまってはいけないのだ。
そして、1本目のぐだぐだプレゼンの直後、自分がメインでやっている研究の発表。
もう終わってしまったことは仕方がないので、
気を取り直して、2本目の発表に挑む。
1本目の汚名を挽回すべく(!?)、
無理やりテンションを高める。
ほぼ当初の予定通りの時間に発表を終えた。
その後の質疑応答では、有難いことに、
とてもいいご指摘を沢山いただいた。
そして、無事二日間の日程を終え、
閉会式。
そこで、若手研究者の中からBest Paper Awardが選ばれるのだが、
その5人の中に自分が選ばれた!
小学校低学年のときに、地元の写生大会で描いた絵が
街のコンテストに入選して以来の表彰。
自分でもとても驚いた。
目黒先生やご支援いただいている多くの方々に、
太謝謝祢了。
大会実行委員会の方曰く、
「あくまでも2本目の発表に対するの賞だから。
1本目と2本目の平均での評価だったら、
駄目だったから(笑)」
やはり1本目の発表は、相当点数が低かったみたいだ(笑)。
プレゼン・マスターへの道のりはまだまだ遠い。
≪写真・上2つ USMCAの会場(大学内)≫
≪写真・下2つ 懇親会会場(大学外)≫
2008年10月20日月曜日
清華大学 その1
中国・北京の清華大学へやってきた。
目的は、「第7回アジア地域の巨大都市における
安全性向上のための新技術に関する国際シンポジウム」(な、長い!)
に参加するためだ。
清華大は、フリードマンの『フラット化する世界』でも紹介されていた通り、中国の理工系最高峰大学、というかもはや、アジアを代表する大学の一つである。
清華大学に来るのは、2005年10月、2006年12月(⇒レポート)に続いて、3度目である。
また、今年9月から、ハーバード大の自分が所属する研究室に、
清華大から一年間の交換留学生(シャン)がやってきており、
ここ数年、何かと縁がある。
今回の北京は、
到着初日(深夜)にホテルへ行ったら、
部屋の予約が取れていなかったり(海外では良くあることだけど…)、
翌日の朝食時は、レストランにてオジサンにぶつかられて、
洋服がスープまみれになったり(スーツじゃなくて良かった…)と、
何かとついていない。
シンポジウム前日の今日は、
シャンの指導教授との面会の予定。
清華大学のキャンパスは、
ものすごく広大であるが(2km×1.5km)、
すでに3回目なので、大学内の配置も
大よそ分かっているつもりだった。
なので、行き先周辺のみを拡大した地図を片手に、キャンパスすぐ傍のホテルから、教授のオフィスへ歩いて向かった。
教授との面会の前に、オフィス近くの食堂でランチを食べるつもりで、大幅な時間の余裕をもってホテルを出発した。
ところが、、、
これまでに行ったことがない西南門から、キャンパスへ侵入していったせいか、途中で、思いっきり道に迷ってしまった。。。
しかし自分は、方位に強い方なので(過信)、
人に道を尋ねることもなく、
テクテクと歩き回っていたら、
そのうち完全に包囲を失ってしまい、
どんどんドツボにハマっていった…。
その後、完全にお手上げ状態になったので、自分のちっぽけかつ誤まったプライドを捨て(?)、
周囲の人に道を尋ね始めた。
ところが、英語で話しかけると逃げられたり、立ち止まってくれても英語の地図を見せると、首を横に振り、立ち去られ続ける。
「地図だったら、言葉は関係ないのでは?」と思いつつも、次回からは現地語の地図も一緒に用意することを考える。
しかし、アポイントの時間も迫ってきてるので、
とにかく場所を教えてくれる人を探すしかない。
その後、純朴そうな学生に声をかける。
彼はその場に立ち止まって、
一緒に地図を見てくれた。
あまり英語が喋れない感じだったが、
一生懸命地図を見て、
現在地と行き先を教えてくれた。
自分は、とんでもないところへ迷い込んでいたみたいで、
目的地までの距離は結構ある。
もはや、ランチを諦めても遅刻は必至!
ということが分かった。
「謝謝!」と彼に握手をして、
教えてもらった経路に従い、再び歩き出す。
時間がないので、やや早歩きでひたすら目的へ歩を進める。
そして、彼と別れて7,8分後、
後方から自転車に乗った彼が猛スピードでこちらへ向かってきた。
自分の前で、急ブレーキをするなり、
「後ろに乗りなよ!」と自転車の荷台を指去す。
「本当にいいの?」と思いつつも、時間もなかったので
彼の申し出に甘えて、「謝謝!」と彼の自転車の後ろにまたがる。
彼が少し不思議そうな顔をしながら、
自転車をこぎ出すと、フラフラ、フラフラして
まともに前に進めない。
そこで彼から、
「横向きに乗ってくれ!」と注文がはいる。
「おお~、女の子乗りかぁ!」と思い、
人生初の横乗りに挑戦。
しかし、逆に今度は、自分が横乗りのバランスが取れなく、彼の自転車をフラフラ、フラフラさせてしまう。
横乗り(女の子乗り)って、意外に難しく、
彼の腰に手を回さない状態で(!?)、
どこに重心を置き、どうやってバランスを保つのか、
それ以前に、放り出された両足をどうするのか?
よく分からなかった。
「何事も実際にやってみないと分からない」
と感心しながら、
と彼の自転車で目的地まで乗せて行ってもらった。
お陰で、アポイントの時間ちょうどに目的地へ到着!
またもや「謝謝、謝謝!」と自分の謝意を伝え、
固い握手を交わして彼と分かれる。
自分は運が良いことに、
(特に海外で)色々な人に助けてもらっている。
去年も、ラオス・パクセからの出国の飛行機に遅れそうであったが、
(それを逃したら次の飛行機は3日後!)見知らぬラオス青年が
バス停から空港までバイクに乗せて行ってくれた。
(しかも空港の手前でバイクが壊れてしまったのだが、「俺のことはいいから空港へ向かってくれ!」と、乗継バイクを拾ってくれ、彼をそこに残したまま空港へ向かい、お陰でギリギリ飛行機に間に合った!)
彼らと、これから2度と会うこともないだろうし、
直接、恩返しもできない…。
その分、自分も困った人を見つけたら、
力になってあげよう。
特に、言葉の通じない国での現地人の手助けは、
本当にありがたいので。
(インドでは騙されまくったので、
国と地域を考慮して、見極めましょう(笑))
≪写真・上から4枚 清華大学キャンパス内≫
≪写真・下 自転車に乗せてくれた青年≫
↓ 当然ですが、中国語版も出版されています。
目的は、「第7回アジア地域の巨大都市における
安全性向上のための新技術に関する国際シンポジウム」(な、長い!)
に参加するためだ。
清華大は、フリードマンの『フラット化する世界』でも紹介されていた通り、中国の理工系最高峰大学、というかもはや、アジアを代表する大学の一つである。
清華大学に来るのは、2005年10月、2006年12月(⇒レポート)に続いて、3度目である。
また、今年9月から、ハーバード大の自分が所属する研究室に、
清華大から一年間の交換留学生(シャン)がやってきており、
ここ数年、何かと縁がある。
今回の北京は、
到着初日(深夜)にホテルへ行ったら、
部屋の予約が取れていなかったり(海外では良くあることだけど…)、
翌日の朝食時は、レストランにてオジサンにぶつかられて、
洋服がスープまみれになったり(スーツじゃなくて良かった…)と、
何かとついていない。
シンポジウム前日の今日は、
シャンの指導教授との面会の予定。
清華大学のキャンパスは、
ものすごく広大であるが(2km×1.5km)、
すでに3回目なので、大学内の配置も
大よそ分かっているつもりだった。
なので、行き先周辺のみを拡大した地図を片手に、キャンパスすぐ傍のホテルから、教授のオフィスへ歩いて向かった。
教授との面会の前に、オフィス近くの食堂でランチを食べるつもりで、大幅な時間の余裕をもってホテルを出発した。
ところが、、、
これまでに行ったことがない西南門から、キャンパスへ侵入していったせいか、途中で、思いっきり道に迷ってしまった。。。
しかし自分は、方位に強い方なので(過信)、
人に道を尋ねることもなく、
テクテクと歩き回っていたら、
そのうち完全に包囲を失ってしまい、
どんどんドツボにハマっていった…。
その後、完全にお手上げ状態になったので、自分のちっぽけかつ誤まったプライドを捨て(?)、
周囲の人に道を尋ね始めた。
ところが、英語で話しかけると逃げられたり、立ち止まってくれても英語の地図を見せると、首を横に振り、立ち去られ続ける。
「地図だったら、言葉は関係ないのでは?」と思いつつも、次回からは現地語の地図も一緒に用意することを考える。
しかし、アポイントの時間も迫ってきてるので、
とにかく場所を教えてくれる人を探すしかない。
その後、純朴そうな学生に声をかける。
彼はその場に立ち止まって、
一緒に地図を見てくれた。
あまり英語が喋れない感じだったが、
一生懸命地図を見て、
現在地と行き先を教えてくれた。
自分は、とんでもないところへ迷い込んでいたみたいで、
目的地までの距離は結構ある。
もはや、ランチを諦めても遅刻は必至!
ということが分かった。
「謝謝!」と彼に握手をして、
教えてもらった経路に従い、再び歩き出す。
時間がないので、やや早歩きでひたすら目的へ歩を進める。
そして、彼と別れて7,8分後、
後方から自転車に乗った彼が猛スピードでこちらへ向かってきた。
自分の前で、急ブレーキをするなり、
「後ろに乗りなよ!」と自転車の荷台を指去す。
「本当にいいの?」と思いつつも、時間もなかったので
彼の申し出に甘えて、「謝謝!」と彼の自転車の後ろにまたがる。
彼が少し不思議そうな顔をしながら、
自転車をこぎ出すと、フラフラ、フラフラして
まともに前に進めない。
そこで彼から、
「横向きに乗ってくれ!」と注文がはいる。
「おお~、女の子乗りかぁ!」と思い、
人生初の横乗りに挑戦。
しかし、逆に今度は、自分が横乗りのバランスが取れなく、彼の自転車をフラフラ、フラフラさせてしまう。
横乗り(女の子乗り)って、意外に難しく、
彼の腰に手を回さない状態で(!?)、
どこに重心を置き、どうやってバランスを保つのか、
それ以前に、放り出された両足をどうするのか?
よく分からなかった。
「何事も実際にやってみないと分からない」
と感心しながら、
と彼の自転車で目的地まで乗せて行ってもらった。
お陰で、アポイントの時間ちょうどに目的地へ到着!
またもや「謝謝、謝謝!」と自分の謝意を伝え、
固い握手を交わして彼と分かれる。
自分は運が良いことに、
(特に海外で)色々な人に助けてもらっている。
去年も、ラオス・パクセからの出国の飛行機に遅れそうであったが、
(それを逃したら次の飛行機は3日後!)見知らぬラオス青年が
バス停から空港までバイクに乗せて行ってくれた。
(しかも空港の手前でバイクが壊れてしまったのだが、「俺のことはいいから空港へ向かってくれ!」と、乗継バイクを拾ってくれ、彼をそこに残したまま空港へ向かい、お陰でギリギリ飛行機に間に合った!)
彼らと、これから2度と会うこともないだろうし、
直接、恩返しもできない…。
その分、自分も困った人を見つけたら、
力になってあげよう。
特に、言葉の通じない国での現地人の手助けは、
本当にありがたいので。
(インドでは騙されまくったので、
国と地域を考慮して、見極めましょう(笑))
≪写真・上から4枚 清華大学キャンパス内≫
≪写真・下 自転車に乗せてくれた青年≫
↓ 当然ですが、中国語版も出版されています。
2008年10月17日金曜日
動物のいないサーカス?
先日の夕方、突然Peter(自分のボス・教授)から、
「何かよく分かんないけど、“動物のいないサーカス”の
チケットが余っているんだよね。
あと2時間後にスタートだけど来る?」
と携帯に電話をもらった。
どうやらスーザン(妻)が友達の分も含めて、チケットを手配したが、急遽、キャンセルする人が出たらしい。
「俺は忙しいからあまり行きたくないんだけどなぁ。。。」
とPeterはあまり乗り気ではない様子。
「何のことやら?」と自分もよく分からなかったが、
その後“動物のいないサーカス”とは、
シルクドソレイユと判明!
9月8日から、シルクドソレイユ“KOOZA”のボストン公演が
開催されていたみたいだ。
「それだったら行くしかないでしょ!?」ということで、
急遽Peter達と合流することに決定。
会場は、地下鉄Red Line JFK/UMass駅から徒歩10分のBayside Expo Center。
その一角に、
シルクドソレイユの小さなテントが設置されていた。
開園の一時間前に会場に到着し、
テント内の特設フードコート(!?)にて夕食を取る。
Budweiser一本(350ml)で7.6ドル、コーラ(大)で6ドルという
シルクド・プライスに少したじろう。
20時、公演スタート。
半径6,7mのステージを1,000人弱の観客が取り囲む。
自分らは運良く(スーザンのお陰で!)、前から5列目で見ることができたが、
小さな会場なので後方からでも十分、堪能できそうな雰囲気だ。
自分は、シルクドソレイユは神秘的かつシリアスなパフォーマンス集団だと勝手にイメージしていたが、
KOOZAはアクロバットや大道芸、ドリフばりのコテコテ・コメディー、
客いじりなど、何でもありの楽しいパフォーマンスだった。
そして、それらのコミカルなステージや
人間離れした完成度の高いパフォーマンスが、
特殊装置・照明システムで作られた幻想的な空間で、
迫力の音楽のもと、
一貫したストーリで展開されていった。
ステージと観客席がとても近かったことと、
観客席全体を巻き込んだドタバタ劇も織り交ぜられていたので、、
一体感を持ちながらパフォーマンス見ることができ、
2時間40分の公演(含む、30分休憩)は、あっという間だった。
神秘的な衣装をまとって、ステージ上で楽しそうに動き回るパフォーマーを見ながら、
一瞬一瞬、自分エキサイトするようなアクションにエネルギーを注ぎ、
全身を動かすことの素晴らしさを再認識。
なんというか、
自分の体が動くうちに、全身フル活用して、
やれることをやっておこうという思いに駆られた。
少し感動のポイントがおかしいかもしれないが、
明日から筋トレ頑張ろう!
って思った。
公演後の帰り道、「像が出てこなかったなぁ。。。」とPeterが嘆いていた。
1年間、インドで研究生活を送ったPeterとしては、像の曲芸の方が良かったのかもしれない。
次の日の朝、Peterに会ったら、
(昨日の非常にハラハラした)パフォーマンスの一つが夢に出てきて、
魘されて目が覚めたという(笑)。
以前、ラスベガスに行った際、
いろいろなホテルでシルクドソレイユの公演があることは知っていたが、
当時はブラック・ジャックにはまっていたので、
ショーを見に行く余裕(資金!?)など無かった(笑)。
「いつか見てみたい!」と思っていたが、
まさかこんな形で実現するとは!
まさに、棚からシルクドソレイユ。
いつも様々な機会を与えてくれる
Peterとスーザンに、またまた感謝である。
≪写真・上≫ 会場
≪写真・中≫ 開演前のステージ
≪写真・下≫ お茶目なPeterと
↓ 飲み物は高いので、持ち込みが賢いです(笑)。
「何かよく分かんないけど、“動物のいないサーカス”の
チケットが余っているんだよね。
あと2時間後にスタートだけど来る?」
と携帯に電話をもらった。
どうやらスーザン(妻)が友達の分も含めて、チケットを手配したが、急遽、キャンセルする人が出たらしい。
「俺は忙しいからあまり行きたくないんだけどなぁ。。。」
とPeterはあまり乗り気ではない様子。
「何のことやら?」と自分もよく分からなかったが、
その後“動物のいないサーカス”とは、
シルクドソレイユと判明!
9月8日から、シルクドソレイユ“KOOZA”のボストン公演が
開催されていたみたいだ。
「それだったら行くしかないでしょ!?」ということで、
急遽Peter達と合流することに決定。
会場は、地下鉄Red Line JFK/UMass駅から徒歩10分のBayside Expo Center。
その一角に、
シルクドソレイユの小さなテントが設置されていた。
開園の一時間前に会場に到着し、
テント内の特設フードコート(!?)にて夕食を取る。
Budweiser一本(350ml)で7.6ドル、コーラ(大)で6ドルという
シルクド・プライスに少したじろう。
20時、公演スタート。
半径6,7mのステージを1,000人弱の観客が取り囲む。
自分らは運良く(スーザンのお陰で!)、前から5列目で見ることができたが、
小さな会場なので後方からでも十分、堪能できそうな雰囲気だ。
自分は、シルクドソレイユは神秘的かつシリアスなパフォーマンス集団だと勝手にイメージしていたが、
KOOZAはアクロバットや大道芸、ドリフばりのコテコテ・コメディー、
客いじりなど、何でもありの楽しいパフォーマンスだった。
そして、それらのコミカルなステージや
人間離れした完成度の高いパフォーマンスが、
特殊装置・照明システムで作られた幻想的な空間で、
迫力の音楽のもと、
一貫したストーリで展開されていった。
ステージと観客席がとても近かったことと、
観客席全体を巻き込んだドタバタ劇も織り交ぜられていたので、、
一体感を持ちながらパフォーマンス見ることができ、
2時間40分の公演(含む、30分休憩)は、あっという間だった。
神秘的な衣装をまとって、ステージ上で楽しそうに動き回るパフォーマーを見ながら、
一瞬一瞬、自分エキサイトするようなアクションにエネルギーを注ぎ、
全身を動かすことの素晴らしさを再認識。
なんというか、
自分の体が動くうちに、全身フル活用して、
やれることをやっておこうという思いに駆られた。
少し感動のポイントがおかしいかもしれないが、
明日から筋トレ頑張ろう!
って思った。
公演後の帰り道、「像が出てこなかったなぁ。。。」とPeterが嘆いていた。
1年間、インドで研究生活を送ったPeterとしては、像の曲芸の方が良かったのかもしれない。
次の日の朝、Peterに会ったら、
(昨日の非常にハラハラした)パフォーマンスの一つが夢に出てきて、
魘されて目が覚めたという(笑)。
以前、ラスベガスに行った際、
いろいろなホテルでシルクドソレイユの公演があることは知っていたが、
当時はブラック・ジャックにはまっていたので、
ショーを見に行く余裕(資金!?)など無かった(笑)。
「いつか見てみたい!」と思っていたが、
まさかこんな形で実現するとは!
まさに、棚からシルクドソレイユ。
いつも様々な機会を与えてくれる
Peterとスーザンに、またまた感謝である。
≪写真・上≫ 会場
≪写真・中≫ 開演前のステージ
≪写真・下≫ お茶目なPeterと
↓ 飲み物は高いので、持ち込みが賢いです(笑)。
2008年10月15日水曜日
楽しい季節
約2週間ほど前から、街中にチラホラと紅葉が見え始めた。
ボストンは秋が最もいい季節であり、紅葉がとてもきれいらしい。
自分もボストンの紅葉を楽しみにしていたのだが、明日から3週間の出張でボストンを離れてしまう・・・・。
皮肉なことに、自分の出張中、大学周辺はイベントが盛りだくさんだ。
10月は、オクトーバフェストなので、Harvard NeighborsのBeer Tasting PartyやOffice for Postdoctoral Affairsの“Postdoctoberfest! Happy Hour”(⇒9/23 ポスドク支援)など、みんなと楽しくビールを飲めるイベントが目白押し。
10月22日にはアル・ゴアをキャンパスに招いて、学長主催の「University-wide celebration on sustainability」を盛大にやるみたいだ(⇒Website)。
そして、月末はハロウィーン。
自分の住むアパートでも、ハロウィーン・パーティが開催される。
自分は確実に、楽しくきれいなボストンの秋を逃すことになる。。。
あぁ~、残念!
↓ こんな人に会いたかった!
ボストンは秋が最もいい季節であり、紅葉がとてもきれいらしい。
自分もボストンの紅葉を楽しみにしていたのだが、明日から3週間の出張でボストンを離れてしまう・・・・。
皮肉なことに、自分の出張中、大学周辺はイベントが盛りだくさんだ。
10月は、オクトーバフェストなので、Harvard NeighborsのBeer Tasting PartyやOffice for Postdoctoral Affairsの“Postdoctoberfest! Happy Hour”(⇒9/23 ポスドク支援)など、みんなと楽しくビールを飲めるイベントが目白押し。
10月22日にはアル・ゴアをキャンパスに招いて、学長主催の「University-wide celebration on sustainability」を盛大にやるみたいだ(⇒Website)。
そして、月末はハロウィーン。
自分の住むアパートでも、ハロウィーン・パーティが開催される。
自分は確実に、楽しくきれいなボストンの秋を逃すことになる。。。
あぁ~、残念!
↓ こんな人に会いたかった!
2008年10月9日木曜日
ラリー・サマーズ前学長との遭遇
前回、(⇒CGA その3: 地理解析センター開設の理念)、
CGA設立の理念を語る
ラリー・サマーズ前学長のスピーチを紹介した。
彼のスピーチ・ムービーを見なかったら、
自分は現在、ここにいなかったかもしれない。
それ位、自分にとってはインパクトのある内容であった
(ええ、自分は思い込みが激しい人間です)。
ちなみに、このスピーチを行ったラリー・サマーズ氏は、
16歳でマサチューセッツ工科大学(MIT)に入学し、
28歳でハーバード大・教授(史上最年少)となり、
その後、世界銀行の上級副総裁、44歳で米国財務省・財務長官、
47歳でハーバード大学学長、そして、
50歳でハーバード大学で初の教授会による学長不信任案により辞任という、
波瀾万丈のものすごい経歴をもつお方だ。
自分は、初めてこのムービを見た後、英語の練習がてら、
このムービーを何十回も繰り返してみているので、
まるで恋人のように彼の顔も声もよく分かる(ややキモい?)。
「この人に会ってみたい」って強く想っていたら、
本当に会えるもので(⇒ネガエバカナウ?:07/31)
以前、学内で偶然に彼と出くわした!
彼は現在、行政大学院の教授をしている。
先日、行政大学院内の階段で彼とすれ違い、偶然目が合った。
その瞬間、「あっ、ラリー・サマーズ!」と思って振り返ったら、
彼はおもむろにポケットから携帯電話(PDA?)を取り出し、
階段上でメールを始めた。
なので、メールが終わったら彼のところへ行き、
“あなたのスピーチを見て、ここにきました!”と伝えようと思い、
近くの柱に身を隠し(?)様子を見ていたが、
彼は顔をしかめたまま、ひたすら携帯メールを打ち続けていた(笑)。
数分待っても終わる様子がなかったので、
「また、今度にするか。」とその時は諦めて引き揚げたが、
今思えばあと5分くらい待っておくべきだった。
その後、彼と再会する機会はない。
やはり出会いは真剣勝負。一瞬一瞬を大切にせねば。
「また今度」、そんなの2度とやってこない!
↓外国へのお土産として喜ばれそう。
CGA設立の理念を語る
ラリー・サマーズ前学長のスピーチを紹介した。
彼のスピーチ・ムービーを見なかったら、
自分は現在、ここにいなかったかもしれない。
それ位、自分にとってはインパクトのある内容であった
(ええ、自分は思い込みが激しい人間です)。
ちなみに、このスピーチを行ったラリー・サマーズ氏は、
16歳でマサチューセッツ工科大学(MIT)に入学し、
28歳でハーバード大・教授(史上最年少)となり、
その後、世界銀行の上級副総裁、44歳で米国財務省・財務長官、
47歳でハーバード大学学長、そして、
50歳でハーバード大学で初の教授会による学長不信任案により辞任という、
波瀾万丈のものすごい経歴をもつお方だ。
自分は、初めてこのムービを見た後、英語の練習がてら、
このムービーを何十回も繰り返してみているので、
まるで恋人のように彼の顔も声もよく分かる(ややキモい?)。
「この人に会ってみたい」って強く想っていたら、
本当に会えるもので(⇒ネガエバカナウ?:07/31)
以前、学内で偶然に彼と出くわした!
彼は現在、行政大学院の教授をしている。
先日、行政大学院内の階段で彼とすれ違い、偶然目が合った。
その瞬間、「あっ、ラリー・サマーズ!」と思って振り返ったら、
彼はおもむろにポケットから携帯電話(PDA?)を取り出し、
階段上でメールを始めた。
なので、メールが終わったら彼のところへ行き、
“あなたのスピーチを見て、ここにきました!”と伝えようと思い、
近くの柱に身を隠し(?)様子を見ていたが、
彼は顔をしかめたまま、ひたすら携帯メールを打ち続けていた(笑)。
数分待っても終わる様子がなかったので、
「また、今度にするか。」とその時は諦めて引き揚げたが、
今思えばあと5分くらい待っておくべきだった。
その後、彼と再会する機会はない。
やはり出会いは真剣勝負。一瞬一瞬を大切にせねば。
「また今度」、そんなの2度とやってこない!
↓外国へのお土産として喜ばれそう。
2008年10月8日水曜日
CGA その3: 地理解析センター開設の理念
ハーバード大地理解析センター(CGA; Center for Geographic Analysis)設立理念を理解する上で、本センター開設式(May 5, 2006)のラリー・サマーズ学長(当時)によるスピーチが重要だと自分は考えている。
現時点では大学内部からしかアクセスできないが、以前は誰でも自由にこのスピーチ・ムービーにアクセスできた。
2005年夏、横国大でネットサーフィンをしていた時、ふとハーバード大学CGAのWebサイトを見つけ、この学長スピーチ・ムービーに辿りついた。このムービーを見た瞬間、「こっ、ここに行きたぃ!」と強く思うほど、自分にとっては印象的なスピーチだった。
具体的には、「アカデミックにおけるGISのこれからの方向性」、そして、「ハーバードが、なぜこのタイミングでGISセンターを設立したのか?ハーバードはGISに何を期待しているのか?」を、学長が自身の言葉で明確に、力強く語っている。彼の専門である経済学をもとに、GISの重要性を説いているところが興味深い。
以下は、15分のスピーチ・ムービーをもとに、エ(ト)ロイ・ファウラー氏協力のもと、独自に文字化したものだ。英語ですが、一読の価値アリです。
May 5, 2006 『History and Revival of Geography at Harvard』
Welcome Remarks Video of presentation by President Lawrence H. Summers より。
-----------------
This is an important day for Harvard, and it’s even possible that it’s important day beyond Harvard. Someone has said that when Harvard takes a step, it blazes a past. Sometimes that the case, sometimes it’s not, but might be the step here.
By embracing new geography, I think Harvard is taking important step today. Before I do anything else, I want to thank Jack Dangermond for his vision, energy and support. I want to thank Peter Bol who has been the faculty leader of this project, and who is done remarkable job, for all his energy and for his vision.
Harvard’s history with geography has not been a tale of an avoid happiness. One of my predecessors examined Harvard’s efforts in geography with a withering gaze some years ago, and the conclusion of his examination, they were no more. One can debate whether that’s a wise or an unwise action. What it said about social science of geography as it stood at that point, what it said about other less attractive personal aspects that may of entered the decision making.
But that’s the past, and geography is a very different field today, and it’s increasingly at the center of a very wide range of intellectual concerns. We start a certain number of interdisciplinary programs designed to bring people together across different fields at Harvard, but what I’m struck by looking out this crowd, is we have Humanists like Professor Kune and Professor Angle here, we have social scientists like Professor Samson and Professor King here, we have scientists like Professor Goodman here, my understanding is the Professor Shrag would be here a little later. So it’s a reflection at the first level on the importance of what we are doing here, on the importance of geography, on the importance of the kind of work that national geographers do that there is such a wide and broad interdisciplinary representation here.
I know a little about this in the context of my own field, where if you thought about Economics and all the things Economics sought to explain and discuss. What you would be struck by until very very recently to some extent it’s still, true today… there are lots of economic observations you can try to explain: Why are there these things called interest rates? Why is there this thing called the stock market? why are some people rich, why are some people poor, why are there shortages, or sometimes surplus other time, why are there booms sometimes, and why are there busts other times. If you take any introductive economics course, you will learn a set of theories that explain all of the phenomena I just described.
Here is another phenomenon. If you look at the land area of the Great Plains, it’s all more less to same and yet about 95 % of economic activity takes place in about 5 % of the space. And you can sit through all of the introductive economics, you can graduate as an undergraduate, and then graduate as a PhD, for almost any university economic program, and not be exposed even to the fact that that’s an interesting observation, let alone to what are the most convincing explanations for it. And yet if you think about it, it’s something that’s absolutely central to the organization of economic life, it’s something that must obviously bare on everything from economics of housing, to the economics of transportation, to the economics of international trade between different places. There is now a new economic geography that’s seeking to shed light on these issues that has made considerable progress. But if you had to think about all of the really important phenomena economically, surely the one that has the highest ratio of importance to amount studied in academy is Economic geography.
There’s another related observation of role of place in social science. I reminded of seeing Professor Samson here. We have the notion in economics indeed in much of social science of individualistic rationality that we all are born with our preferences and those preferences shape our demands and shape our behaviors, and then they all interact to make some kind of equilibrium, and that’s the economy. And yet we are all creatures of our social environments, and the social environments that affect us most are the social environments that are closest to us. So questions of our neighborhood, our place how it evolves, how it makes us evolve, how our evolution affect other places are something central importance that’s too is part of new geography.
I’ve used you these examples in a little bit of details because they are actually near things that I know a little bit about. But there are others, in some ways even larger questions that this new geography will open up for us.
What have been the deep forces, the really deep forces that have shaped the way in which human history has unfolded. Why is it that in one continent, there are ten times as many people per acre as in another continent, and those people are ten times as rich? Why are some areas of the world much more prone to war than other areas of world? Why do people live longer if they are luckily enough to be born in some areas of the world, then in others? We are starting to develop answers to these questions, that go beyond one story, after another, one data point one story that approach to deep history. That kind of thing whether he got right or he got wrong, which is a very matter of debate, that’s represented by Jared Diamond “Guns, Germs and Steel" that has the prospect of fundamentally enhancing our understanding.
That’s yet the another aspect why I think an effort like the one that embarked on here is very very important, that goes to the nature of scientific inquiry. Freeman Dyson once suggested there are two views of the history of science. One is the view to which I was exposed to my high school training and which I suspect most intuitive to all of us. There these paradigms that come from hypothesis that have been confirmed for a while, that go along, eventually people start to detect anomalies within the paradigm, enough anomalies build up, people don’t know quite what to do, some genius comes alone and proposes a new theory, that explains the anomalies and opens up new questions and we declare progress. What might be called Cunean view of progress science.
That’s different view, which Daison labeled the Galisonian view of history of science, after a colleague of Peter Galison. It’s a view that emphasizes centrally tools. Yes that’s lot of stuff about hypothesis and so forth, basically, when people looked telescope and saw there were moons orbiting Jupiter, then they understood the answer, not everything was revolving around the earth. When somebody invented microscope and looked into a microscope and they saw cells, and they knew something very important that they did not know before. One can extend the metaphor out to the particle accelerator, computerized genomic sequencing, or the Hubble telescope.
The point is that the development of new tools just to open up huge areas of inquiry that lead to new hypothesis that lead to progress, and that the fundamental engine is the less the anomaly and theoretical insight, then the tools that change the nature of the questions that are being asked. It seems to me that’s very much represented here as well, with the tremendous new power of Geographic Information Systems that make it possible for us to construct models of everything for Gary King’s Voting district, Peter Bol’s China in the 3rd century, in ways that we didn’t have before.
So whether it’s history, whether it’s social science, whether it’s tools space science, this is an opportunity to explore a vast and not virgin intellectual territory, but an intellectual territory that can now be approached with new perspectives, new tools and newly important ways. That’s why this is a very important initiative for our university. And the Provost and I’ve been thrilled to lend our support to it, and I expect very very important things would come out of it in the future.
-----------------
※ 上述の文章はCGA公式発表のものではなく、ムービー画像をもとに著者が自主的に文字化したものです。スピーチをそのまま文字にしたので、文章として表記すると不自然な表現も含まれていますし、筆者の聞き間違いなどが含まれている可能性もあります。
≪写真 2008年9月までのハーバードCGA。写真・上の建物の3階で、定量社会科学研究所(the Institute for Quantitative Social Science)の一角を“間借り”している感じであった。≫
↓ハーバード大GIS研究の歴史がまとめられています。
現時点では大学内部からしかアクセスできないが、以前は誰でも自由にこのスピーチ・ムービーにアクセスできた。
2005年夏、横国大でネットサーフィンをしていた時、ふとハーバード大学CGAのWebサイトを見つけ、この学長スピーチ・ムービーに辿りついた。このムービーを見た瞬間、「こっ、ここに行きたぃ!」と強く思うほど、自分にとっては印象的なスピーチだった。
具体的には、「アカデミックにおけるGISのこれからの方向性」、そして、「ハーバードが、なぜこのタイミングでGISセンターを設立したのか?ハーバードはGISに何を期待しているのか?」を、学長が自身の言葉で明確に、力強く語っている。彼の専門である経済学をもとに、GISの重要性を説いているところが興味深い。
以下は、15分のスピーチ・ムービーをもとに、エ(ト)ロイ・ファウラー氏協力のもと、独自に文字化したものだ。英語ですが、一読の価値アリです。
May 5, 2006 『History and Revival of Geography at Harvard』
Welcome Remarks Video of presentation by President Lawrence H. Summers より。
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This is an important day for Harvard, and it’s even possible that it’s important day beyond Harvard. Someone has said that when Harvard takes a step, it blazes a past. Sometimes that the case, sometimes it’s not, but might be the step here.
By embracing new geography, I think Harvard is taking important step today. Before I do anything else, I want to thank Jack Dangermond for his vision, energy and support. I want to thank Peter Bol who has been the faculty leader of this project, and who is done remarkable job, for all his energy and for his vision.
Harvard’s history with geography has not been a tale of an avoid happiness. One of my predecessors examined Harvard’s efforts in geography with a withering gaze some years ago, and the conclusion of his examination, they were no more. One can debate whether that’s a wise or an unwise action. What it said about social science of geography as it stood at that point, what it said about other less attractive personal aspects that may of entered the decision making.
But that’s the past, and geography is a very different field today, and it’s increasingly at the center of a very wide range of intellectual concerns. We start a certain number of interdisciplinary programs designed to bring people together across different fields at Harvard, but what I’m struck by looking out this crowd, is we have Humanists like Professor Kune and Professor Angle here, we have social scientists like Professor Samson and Professor King here, we have scientists like Professor Goodman here, my understanding is the Professor Shrag would be here a little later. So it’s a reflection at the first level on the importance of what we are doing here, on the importance of geography, on the importance of the kind of work that national geographers do that there is such a wide and broad interdisciplinary representation here.
I know a little about this in the context of my own field, where if you thought about Economics and all the things Economics sought to explain and discuss. What you would be struck by until very very recently to some extent it’s still, true today… there are lots of economic observations you can try to explain: Why are there these things called interest rates? Why is there this thing called the stock market? why are some people rich, why are some people poor, why are there shortages, or sometimes surplus other time, why are there booms sometimes, and why are there busts other times. If you take any introductive economics course, you will learn a set of theories that explain all of the phenomena I just described.
Here is another phenomenon. If you look at the land area of the Great Plains, it’s all more less to same and yet about 95 % of economic activity takes place in about 5 % of the space. And you can sit through all of the introductive economics, you can graduate as an undergraduate, and then graduate as a PhD, for almost any university economic program, and not be exposed even to the fact that that’s an interesting observation, let alone to what are the most convincing explanations for it. And yet if you think about it, it’s something that’s absolutely central to the organization of economic life, it’s something that must obviously bare on everything from economics of housing, to the economics of transportation, to the economics of international trade between different places. There is now a new economic geography that’s seeking to shed light on these issues that has made considerable progress. But if you had to think about all of the really important phenomena economically, surely the one that has the highest ratio of importance to amount studied in academy is Economic geography.
There’s another related observation of role of place in social science. I reminded of seeing Professor Samson here. We have the notion in economics indeed in much of social science of individualistic rationality that we all are born with our preferences and those preferences shape our demands and shape our behaviors, and then they all interact to make some kind of equilibrium, and that’s the economy. And yet we are all creatures of our social environments, and the social environments that affect us most are the social environments that are closest to us. So questions of our neighborhood, our place how it evolves, how it makes us evolve, how our evolution affect other places are something central importance that’s too is part of new geography.
I’ve used you these examples in a little bit of details because they are actually near things that I know a little bit about. But there are others, in some ways even larger questions that this new geography will open up for us.
What have been the deep forces, the really deep forces that have shaped the way in which human history has unfolded. Why is it that in one continent, there are ten times as many people per acre as in another continent, and those people are ten times as rich? Why are some areas of the world much more prone to war than other areas of world? Why do people live longer if they are luckily enough to be born in some areas of the world, then in others? We are starting to develop answers to these questions, that go beyond one story, after another, one data point one story that approach to deep history. That kind of thing whether he got right or he got wrong, which is a very matter of debate, that’s represented by Jared Diamond “Guns, Germs and Steel" that has the prospect of fundamentally enhancing our understanding.
That’s yet the another aspect why I think an effort like the one that embarked on here is very very important, that goes to the nature of scientific inquiry. Freeman Dyson once suggested there are two views of the history of science. One is the view to which I was exposed to my high school training and which I suspect most intuitive to all of us. There these paradigms that come from hypothesis that have been confirmed for a while, that go along, eventually people start to detect anomalies within the paradigm, enough anomalies build up, people don’t know quite what to do, some genius comes alone and proposes a new theory, that explains the anomalies and opens up new questions and we declare progress. What might be called Cunean view of progress science.
That’s different view, which Daison labeled the Galisonian view of history of science, after a colleague of Peter Galison. It’s a view that emphasizes centrally tools. Yes that’s lot of stuff about hypothesis and so forth, basically, when people looked telescope and saw there were moons orbiting Jupiter, then they understood the answer, not everything was revolving around the earth. When somebody invented microscope and looked into a microscope and they saw cells, and they knew something very important that they did not know before. One can extend the metaphor out to the particle accelerator, computerized genomic sequencing, or the Hubble telescope.
The point is that the development of new tools just to open up huge areas of inquiry that lead to new hypothesis that lead to progress, and that the fundamental engine is the less the anomaly and theoretical insight, then the tools that change the nature of the questions that are being asked. It seems to me that’s very much represented here as well, with the tremendous new power of Geographic Information Systems that make it possible for us to construct models of everything for Gary King’s Voting district, Peter Bol’s China in the 3rd century, in ways that we didn’t have before.
So whether it’s history, whether it’s social science, whether it’s tools space science, this is an opportunity to explore a vast and not virgin intellectual territory, but an intellectual territory that can now be approached with new perspectives, new tools and newly important ways. That’s why this is a very important initiative for our university. And the Provost and I’ve been thrilled to lend our support to it, and I expect very very important things would come out of it in the future.
-----------------
※ 上述の文章はCGA公式発表のものではなく、ムービー画像をもとに著者が自主的に文字化したものです。スピーチをそのまま文字にしたので、文章として表記すると不自然な表現も含まれていますし、筆者の聞き間違いなどが含まれている可能性もあります。
≪写真 2008年9月までのハーバードCGA。写真・上の建物の3階で、定量社会科学研究所(the Institute for Quantitative Social Science)の一角を“間借り”している感じであった。≫
↓ハーバード大GIS研究の歴史がまとめられています。
2008年10月2日木曜日
CGA その2: David Maguireによるセミナー
ESRI社のDirector & Chief Scientist であるDr. David J. Maguireによるセミナーが9月26日にハーバード大学にて開催された。
Maguireは、『GIS原典―地理情報システムの原理と応用』(古今書院、1998)から、↓に示した『Geographical Information Systems And Science 』(2005)など、世界中のGISのバイブル的な書籍を多数出版しており、近年のGISの発展に最も貢献した一人ともいえる。
まずはじめに、SEAS(工学・応用科学科)にて、"Current and Future Trends in Modeling Geographic Systems"と題したセミナーを、その後、CGA(地理情報解析センター)にて、"Current and Future Trends in GIS"と題したセミナーを行った(各90分、合計3時間)。両会場には、GISを専門に扱うスタッフやGISに関心のある研究者、学生などが大勢集まった。
2つのセミナーを通して、「GISは、科学研究(含む、自然科学、社会科学)を行うための重要なツールであり、今後の科学の発展のためにより欠かせない存在となっていくであろう」ということを再確認できた。
1960年代から開発が始まったGIS(GI systems)は、今の時代、DesktopGIS, WebGIS, Open source GIS, Spatial data infrastructures, location-based services, dynamic modeling, server GIS, handheld GISなど包含する世界は広大だ。Google MapやGoogle Earth, Microsoft Virtual EarthもGISといえば、GISだ。
それぞれの技術には開発のトレンドがあり、時代とともに移り変わる。各技術に関して、「開発・普及のピークへ向かって成長し、期待の頂点に達した後、期待感の失望とともに開発・普及のペースが下落する。その後、時間の経過とともに、再浮上して、安定的再生産期に入る」というサイクルを、Gartner Hype Cycleを使って説明していたのが、印象的であった。昨今のGIS関連技術のトレンドがよく分かった。
学部時代に生物学と地理学を専攻(ちなみにPh.D.は地理学)していた彼の興味対象は幅広く、Webから、ソフトウェア開発、GISに関するマーケット、Google earth /mapとでは使っているデータムが違う?といったプロジェクションについての技術的な詳細まで熟知している。
さすが、ESRIのDirector & Chief Scientist(かなり偉い!) として長年君臨(?)しているDavid Maguireだけあって、GISに関する最新の技術動向を短時間で包括的に説明してくれた。
今回は、大学でのセミナーということで、学生や研究者から「研究でGISがどう使えるのか?」という質問が多かった。その中で、「多くのサイエンスは、GISなしでもできるのではないか?」といった質問が出た。
それに対して、Maguireは、「多くの研究者がやっている様な、詳細なサイエンスの分析に対して、現時点のGISでできることは限定的である。しかし、(汎用の)ソフトウェアとして、どこまで、何が出来るのかを挑戦し続けている。その例として、Geostatistics AnalystやAgent Analystなどのエクステンションの開発が挙げられる。
また、巨大なデータベースを構築する際にGISは有用であるし、空間的関係を考慮した拡散モデルなどを構築することにGISは優れている。さらに、SQL Server, Postgres, Oracle, SAP, SPSS, Rなどアカデミックやビジネス分野で汎用的に使われている外部システム(ソフトウェア)をArcGIS環境に統合できるという点で、科学研究の推進に貢献している」と返答していた。
彼みたいに、GISの理論・技術の詳細に熟知しており、実務・研究の両方での経験も豊かで、かつGISを使った分野横断型の研究に強い関心のあるお方には、ハーバードCGAのようなGISによる学際研究の推進を目指しているアカデミックの場でも活躍して頂きたい。
↓ Maguireの書籍の一部。
特に、『Geographical Information Systems And Science 』は、最新の技術動向・分析手法を、沢山の写真と図で総合的かつ分かりやすく説明しており、ハーバードのGISの講義でも参考図書として使われています。
Maguireは、『GIS原典―地理情報システムの原理と応用』(古今書院、1998)から、↓に示した『Geographical Information Systems And Science 』(2005)など、世界中のGISのバイブル的な書籍を多数出版しており、近年のGISの発展に最も貢献した一人ともいえる。
まずはじめに、SEAS(工学・応用科学科)にて、"Current and Future Trends in Modeling Geographic Systems"と題したセミナーを、その後、CGA(地理情報解析センター)にて、"Current and Future Trends in GIS"と題したセミナーを行った(各90分、合計3時間)。両会場には、GISを専門に扱うスタッフやGISに関心のある研究者、学生などが大勢集まった。
2つのセミナーを通して、「GISは、科学研究(含む、自然科学、社会科学)を行うための重要なツールであり、今後の科学の発展のためにより欠かせない存在となっていくであろう」ということを再確認できた。
1960年代から開発が始まったGIS(GI systems)は、今の時代、DesktopGIS, WebGIS, Open source GIS, Spatial data infrastructures, location-based services, dynamic modeling, server GIS, handheld GISなど包含する世界は広大だ。Google MapやGoogle Earth, Microsoft Virtual EarthもGISといえば、GISだ。
それぞれの技術には開発のトレンドがあり、時代とともに移り変わる。各技術に関して、「開発・普及のピークへ向かって成長し、期待の頂点に達した後、期待感の失望とともに開発・普及のペースが下落する。その後、時間の経過とともに、再浮上して、安定的再生産期に入る」というサイクルを、Gartner Hype Cycleを使って説明していたのが、印象的であった。昨今のGIS関連技術のトレンドがよく分かった。
学部時代に生物学と地理学を専攻(ちなみにPh.D.は地理学)していた彼の興味対象は幅広く、Webから、ソフトウェア開発、GISに関するマーケット、Google earth /mapとでは使っているデータムが違う?といったプロジェクションについての技術的な詳細まで熟知している。
さすが、ESRIのDirector & Chief Scientist(かなり偉い!) として長年君臨(?)しているDavid Maguireだけあって、GISに関する最新の技術動向を短時間で包括的に説明してくれた。
今回は、大学でのセミナーということで、学生や研究者から「研究でGISがどう使えるのか?」という質問が多かった。その中で、「多くのサイエンスは、GISなしでもできるのではないか?」といった質問が出た。
それに対して、Maguireは、「多くの研究者がやっている様な、詳細なサイエンスの分析に対して、現時点のGISでできることは限定的である。しかし、(汎用の)ソフトウェアとして、どこまで、何が出来るのかを挑戦し続けている。その例として、Geostatistics AnalystやAgent Analystなどのエクステンションの開発が挙げられる。
また、巨大なデータベースを構築する際にGISは有用であるし、空間的関係を考慮した拡散モデルなどを構築することにGISは優れている。さらに、SQL Server, Postgres, Oracle, SAP, SPSS, Rなどアカデミックやビジネス分野で汎用的に使われている外部システム(ソフトウェア)をArcGIS環境に統合できるという点で、科学研究の推進に貢献している」と返答していた。
彼みたいに、GISの理論・技術の詳細に熟知しており、実務・研究の両方での経験も豊かで、かつGISを使った分野横断型の研究に強い関心のあるお方には、ハーバードCGAのようなGISによる学際研究の推進を目指しているアカデミックの場でも活躍して頂きたい。
↓ Maguireの書籍の一部。
特に、『Geographical Information Systems And Science 』は、最新の技術動向・分析手法を、沢山の写真と図で総合的かつ分かりやすく説明しており、ハーバードのGISの講義でも参考図書として使われています。
2008年10月1日水曜日
思い書きメモ
こちらにやってきて8か月が過ぎようとしている。
日本で仕事をしていた時と比べて、だいぶ時間的余裕を持った生活をさせてもらえているが、それでもこの8ヶ月間は瞬く間であった。結局、人(自分?)はどこで何をやっていようと、時間が過ぎていく感覚は同じなのか?
以下、残りの時間を充実させるための、(よく言われる当たり前の事柄だけど、自分に再認識させるための)思いがきメモ!
・「今、目の前にあるもの、自分の身の周りにあるものを大事にする」
愚かな自分は、身の回りの人やモノの存在を当たり前のように考え、その有難みを忘れてしまうことがある。感謝の気持ちを一瞬たりとも失わないように、常にそれらの存在を認識しつづけることが大切だ。今日、目の前にあるものが、明日も同じように存在するとは限らない。
“水のように空気のように意味を忘れずに あたりまえの愛などないと心に刻もう~♪”(by JAYWALK。古ぅ!)
・「言葉の裏に隠れた気持ちまでも汲めるよう努力する」
人の本心を読み取るなんて不可能。自分だって、人(特に上司!?)の前で常に本心を言っているとは限らない。一般的に、身近な友人、恋人、家族との間で、多少嫌なことや辛いことがあっても、本音を話さないというケースは実際の社会でもそれなりに多いはずだ。
特に、自分は鈍い(アホ?)人間なので、人の言葉をそのまま素直に受けとめることが多い。例えば誰かに、「大丈夫」「平気です」と言われると、自分は「よし!そうかそうか、それは良かった!」と受け止めてしまいがちだが、実際のところ、相手は何かを我慢していたり、ストレスを抱えていることもある。それによって、大事な兆候を見逃してしまうかもしれない。
円滑な人間関係を築く上で重要な、相手の言葉にしていない気持ちまでをも汲めるような、気遣いというか、繊細さが自分には不足している。あまりやりすぎると自分の頭がおかしくなりそうだけど、もっと相手の立場や状況に立って物事を深く考える(感じる)ことができるよう、感受性を高めていきたい。
こちらから相手に、「大丈夫?」と問いかけるのは良くないかもしれない。だって相手は、「ううん、ダメ」とは言いずらいだろうし。
・「今を生きる」
過去の失敗から教訓を学び取ることは大事だけれど、そこに固執していては先に進めない。全力を尽くさないで、あの時こうすれば良かったと後悔することよりも、これからやれることを全力でやっていくという気持ちを持って、前へ進んでいくことが大事だろう。過去の事実は消えないし、将来なんて全く白紙なのだから、今の気持ちを大切にして、一瞬一瞬を大事に、楽しみながら過ごしていこう。
上記のいずれも、頭では分かっているし、昔から心がけているつもりのことだが、何というか、、、肝心なところで徹底されていない。もっと強く、深い認識が必要ってことだ。
あっ、あと、ユーモアの精神も大事ね。↑のようなハーバードのキャンパスや街に見習って。
≪写真・上 顔?≫
≪写真・下 Poohの家@ハーバード≫
↓ 若かりし日のイーサン・ホークも出ていたんだ…。
日本で仕事をしていた時と比べて、だいぶ時間的余裕を持った生活をさせてもらえているが、それでもこの8ヶ月間は瞬く間であった。結局、人(自分?)はどこで何をやっていようと、時間が過ぎていく感覚は同じなのか?
以下、残りの時間を充実させるための、(よく言われる当たり前の事柄だけど、自分に再認識させるための)思いがきメモ!
・「今、目の前にあるもの、自分の身の周りにあるものを大事にする」
愚かな自分は、身の回りの人やモノの存在を当たり前のように考え、その有難みを忘れてしまうことがある。感謝の気持ちを一瞬たりとも失わないように、常にそれらの存在を認識しつづけることが大切だ。今日、目の前にあるものが、明日も同じように存在するとは限らない。
“水のように空気のように意味を忘れずに あたりまえの愛などないと心に刻もう~♪”(by JAYWALK。古ぅ!)
・「言葉の裏に隠れた気持ちまでも汲めるよう努力する」
人の本心を読み取るなんて不可能。自分だって、人(特に上司!?)の前で常に本心を言っているとは限らない。一般的に、身近な友人、恋人、家族との間で、多少嫌なことや辛いことがあっても、本音を話さないというケースは実際の社会でもそれなりに多いはずだ。
特に、自分は鈍い(アホ?)人間なので、人の言葉をそのまま素直に受けとめることが多い。例えば誰かに、「大丈夫」「平気です」と言われると、自分は「よし!そうかそうか、それは良かった!」と受け止めてしまいがちだが、実際のところ、相手は何かを我慢していたり、ストレスを抱えていることもある。それによって、大事な兆候を見逃してしまうかもしれない。
円滑な人間関係を築く上で重要な、相手の言葉にしていない気持ちまでをも汲めるような、気遣いというか、繊細さが自分には不足している。あまりやりすぎると自分の頭がおかしくなりそうだけど、もっと相手の立場や状況に立って物事を深く考える(感じる)ことができるよう、感受性を高めていきたい。
こちらから相手に、「大丈夫?」と問いかけるのは良くないかもしれない。だって相手は、「ううん、ダメ」とは言いずらいだろうし。
・「今を生きる」
過去の失敗から教訓を学び取ることは大事だけれど、そこに固執していては先に進めない。全力を尽くさないで、あの時こうすれば良かったと後悔することよりも、これからやれることを全力でやっていくという気持ちを持って、前へ進んでいくことが大事だろう。過去の事実は消えないし、将来なんて全く白紙なのだから、今の気持ちを大切にして、一瞬一瞬を大事に、楽しみながら過ごしていこう。
上記のいずれも、頭では分かっているし、昔から心がけているつもりのことだが、何というか、、、肝心なところで徹底されていない。もっと強く、深い認識が必要ってことだ。
あっ、あと、ユーモアの精神も大事ね。↑のようなハーバードのキャンパスや街に見習って。
≪写真・上 顔?≫
≪写真・下 Poohの家@ハーバード≫
↓ 若かりし日のイーサン・ホークも出ていたんだ…。
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