2008年10月9日木曜日

ラリー・サマーズ前学長との遭遇

 前回、(⇒CGA その3: 地理解析センター開設の理念)、
CGA設立の理念を語る
ラリー・サマーズ前学長のスピーチを紹介した。

彼のスピーチ・ムービーを見なかったら、
自分は現在、ここにいなかったかもしれない。
それ位、自分にとってはインパクトのある内容であった
(ええ、自分は思い込みが激しい人間です)。


 ちなみに、このスピーチを行ったラリー・サマーズ氏は、
16歳でマサチューセッツ工科大学(MIT)に入学し、
28歳でハーバード大・教授(史上最年少)となり、
その後、世界銀行の上級副総裁、44歳で米国財務省・財務長官、
47歳でハーバード大学学長、そして、
50歳でハーバード大学で初の教授会による学長不信任案により辞任という、
波瀾万丈のものすごい経歴をもつお方だ。


 自分は、初めてこのムービを見た後、英語の練習がてら、
このムービーを何十回も繰り返してみているので、
まるで恋人のように彼の顔も声もよく分かる(ややキモい?)。

 「この人に会ってみたい」って強く想っていたら、
本当に会えるもので(⇒ネガエバカナウ?:07/31)
以前、学内で偶然に彼と出くわした!
彼は現在、行政大学院の教授をしている。
先日、行政大学院内の階段で彼とすれ違い、偶然目が合った。
その瞬間、「あっ、ラリー・サマーズ!」と思って振り返ったら、
彼はおもむろにポケットから携帯電話(PDA?)を取り出し、
階段上でメールを始めた。


 なので、メールが終わったら彼のところへ行き、
“あなたのスピーチを見て、ここにきました!”と伝えようと思い、
近くの柱に身を隠し(?)様子を見ていたが、
彼は顔をしかめたまま、ひたすら携帯メールを打ち続けていた(笑)。

数分待っても終わる様子がなかったので、
「また、今度にするか。」とその時は諦めて引き揚げたが、
今思えばあと5分くらい待っておくべきだった。


その後、彼と再会する機会はない。

やはり出会いは真剣勝負。一瞬一瞬を大切にせねば。
「また今度」、そんなの2度とやってこない!



↓外国へのお土産として喜ばれそう。