21日・22日は、清華大学にて、「第7回アジア地域の巨大都市における安全性向上のための新技術に関する国際シンポジウム(USMCA2008)」に参加。
自分は、代理発表を含む、二つのプレゼンテーションを行う。
しかも、同一セッションでの連続発表。
よく考えてみたら、一度に二つの話題について
発表を行うのは初めてだ。
まず、一本目。
目黒先生と一緒に指導をさせてもらった、
コロンビア人大学院生の修士論文の研究成果を
代理発表という形で発表。
2週間前には代理の件を伝えられていたので、
十分な準備時間はあった。
実際、それなりに時間をかけて用意をしてきた。
ところが、その発表は散々たるものであった…。
発表の直前に、先方が用意した発表用PCにて、
プレゼンで使用するムービーファイルの設定をしようと思ったのだが、
中国語OSに戸惑ってしまった。
それによって、プレゼン開始時間を大幅に遅らせるとともに、
結局設定が上手くいかないままプレゼンをスタートすることになった。
聴衆はそれ程いなかったが、
会場が広かったせいもあって(写真なし)、
ものすごく焦った状態でスタート。
そして、その心の動揺が取れないまま、
シドロモドロな状態でプレゼンを終える。
あ~最悪…。
こっ恥ずかしいプレゼンをしてしまった。。。
当初の予定では、セッションが始まる前(休憩時間)に、ファイルを発表用PCにコピーして、ムービーファイルの設定も済ませておく予定だった。
しかし、その前のセッションの間、屋外で一人で発表練習をしていたら、
ものすごく大きな蜂が自分の鞄に降り立った。
そして、何故かそこが気に入ったみたいで、
お尻(針?)を鞄に擦りつけ、そこから一向に離れようとしない。
結局、その蜂を追い払うのに10分くらいかかってしまい、
その結果、会場入りがセッション開始の直前になってしまった。
世の中、常にトラブルの連続だ。
発表の直前に、
蜂が自分の鞄にまとわりつくなんて、
思いもつかない。
しかも、かなり巨大…。
しかし、これくらいのハプニングで、
動揺してしまってはいけないのだ。
そして、1本目のぐだぐだプレゼンの直後、自分がメインでやっている研究の発表。
もう終わってしまったことは仕方がないので、
気を取り直して、2本目の発表に挑む。
1本目の汚名を挽回すべく(!?)、
無理やりテンションを高める。
ほぼ当初の予定通りの時間に発表を終えた。
その後の質疑応答では、有難いことに、
とてもいいご指摘を沢山いただいた。
そして、無事二日間の日程を終え、
閉会式。
そこで、若手研究者の中からBest Paper Awardが選ばれるのだが、
その5人の中に自分が選ばれた!
小学校低学年のときに、地元の写生大会で描いた絵が
街のコンテストに入選して以来の表彰。
自分でもとても驚いた。
目黒先生やご支援いただいている多くの方々に、
太謝謝祢了。
大会実行委員会の方曰く、
「あくまでも2本目の発表に対するの賞だから。
1本目と2本目の平均での評価だったら、
駄目だったから(笑)」
やはり1本目の発表は、相当点数が低かったみたいだ(笑)。
プレゼン・マスターへの道のりはまだまだ遠い。
≪写真・上2つ USMCAの会場(大学内)≫
≪写真・下2つ 懇親会会場(大学外)≫