2008年5月22日木曜日

勝手に復活宣言

先日、バンコク・東京からボストンへ帰ってきた後は、この1か月の連続出張の疲れのせいか、それとも単なる時差ボケからか、はたまた、渡米4カ月目で気が緩んできたためか、以前のペースを見失ってしまい、やや低調気味に毎日を過ごしていた。

そうは言っても、毎日オフィスで仕事をしていたし(当り前か)、行政大学院の「正確かつ迅速な状況認識のための、複数組織間における地理空間情報の共有のあり方」に関する行政官向け特別プログラムに参加したり(Executive Session on Situational Awareness: Assuring Cross-Boundary Information-Sharing in a Geospatial Environment)、研究室ではArc HydroHEC-HMS(Hydrologic Modeling System)との連携による水文シミュレーションを試みてみたり(⇒相当な時間をかけたが遭えなく失敗に終わる。右上図)、それなりに研究活動を進めていたが、出張前に比べて、若干のんびり気味だったし、研究や今後のことなど、思いにふけっている時間も多かった。ブログの更新もすっかり忘れていた(笑)。

もちろん、自分のことを振り返る(自己状況認識)時間はとても大事だし、「時差ボケ」や「デフラグ」を理由にたくさん眠ていたので、十分な鋭気を養うこともできた。実際、頭の中も多少整理された気がする。


来週から、学部3年生と一緒に、3ヶ月間研究を進めることになる(サマー・リサーチ・アシスタント制度)。その研究プロジェクト資料として、先日PeterからScienceの論文を渡された。この資料をもとに研究計画を至急策定し、夏までにひと仕事を終える予定だ(ちなみに自分はScience誌なんて今まで読んだことない)。

(本プロジェクト推進の核となる)Arc HydroとHEC-HMSとの連携はうまくいく気配もないし、解決方法も分からない。それ以前にデータが揃うかどうかも不明。そして、難解なScience論文の解読もままならぬうちに、来週早々から優秀な学部生をリードして、研究をまとめなければならない。
一難去ってまた一難。毎回、迫ってくる壁が高すぎる。これを飛び越えるためには、無理やりでもモチベーションを上げるしかない。
楽しくなってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!! (古い?使い方間違ってない?)


ということで、まずは8月上旬のESRIユーザ・カンファレンスでの発表を目標に、今日から大幅ペースアップして頑張ろう!壁の向こう側には楽しいことが待っているに違いない。プロジェクトの進行状況なども、ちょこちょこ書いていきますので、引き続き、お暇なときに本ブログを覗きに来てくださいませ。


↓これからのGISの方向性が見えてきます。