2009年1月16日金曜日

この3週間

こんにちは。お久しぶりです。

今、風邪っぴきですが、基本的に元気です。
今日のボストンは、最高気温-8°C、最低気温-14°Cだけど、意外に平気。

この3週間というか、1ヶ月間は、ひたすらフェローシップの応募書類を作っていた。フェローシップとは、一定期間(大体1年間)、大学などの研究機関から給与と研究費をもらいながら、ある程度自由に研究を進めることができる制度(ポジション)である。



自分は今年5月に帰国予定なのだが、
「できればもう少し米国で研究を続けたい!」
ということで、まずはハーバード大学のフェローシップ制度を調べた。
そして最終的に、一つのフェローシップへの応募に絞り、
書類を作成し、無事昨日(15日)に提出した。

できれば、最低でも2~3つのフェローシップに応募したかったが、
 ・ 自分の研究テーマと、先方が求めているテーマが合わない
 ・ 博士取得後の年数や国籍など、応募条件に満たない
などの理由から(後者が結構多かった…)、
最終的にたった一つの応募になった。

まあ、宝くじじゃないので、
沢山応募すれば、当選確率が上がるわけではない。
「一球入魂」「二兎を追う者、一兎をも得ず」ということで(?)、
一つのフェローシップに思いのたけをぶつけた。

たった一つのポジション探し(公募・就職活動)のために、これ程、エネルギーを注いでも良いのか?という位、時間と労力をかけた。

研究計画の作成から推薦書の手配、共同研究者の依頼などで、この1ヶ月間奔走しまくって、
沢山の方々の多大なお力添えをいただきながら、なんとか書類を完成させることができた。


最後になって、とても大事な一通の推薦書が届かない!というハプニングにも見舞われたが、それ以外はベストを尽くせたつもりだ。

(推薦書が届かないことを想定し、代替案を考えていたので、何とか対応できたが、まさか本当に送られてこないとは。。。)


応募書類の作成過程において、
沢山のことを学ぶことができたので、
機会があればまとめてみたい。


今回は、世界中からの応募が集まる、ハーバードのフェローシップなので、かなりの激戦だ。

今までの経験から、
・ 時間と労力をかけて作った「これは最高の出来だ!」という、公募書類があっさりと落ちてしまったり、
・ 逆に、ドタバタの中、短時間で作成した  「あ~、こりゃダメだ。。」という書類がが採択されてしまったりと、
結果は、本当に分からない。


でも、現時点でやれることはすべてやったし、
応募のプロセスでの学びがとても大きかったで、
非常に満足している。どんな結果でも悔いはない!


さて、11月に日本からこちらへ戻った後は、
大学内の競争的研究資金の書類を2つ準備し、
その後、このフェローシップの準備に掛りっきりだった。


ということで、自分の本業(研究)の仕事はほとんど進んでいないので
そろそろ本腰を入れなければ!
(共同研究者のTさん、これから論文作成に注力しますので、よろしくです!)

また、本ブログも週に一度の更新を目指しますので、
皆様どうぞお付き合いくださいませ。

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