自分は、プレゼンテーションやスピーチで、
たまに(頻繁に?)大失敗をする。
昔は、確実に“練習不足”が原因だったが、
最近は以前にも増して、
事前に練習をするようになった(=大人になりました)。
それでも、とんでもない失敗をすることもある。
薄ら薄らと原因は分かっていたが、
今日、その理由を確信した。
自分は、短時間で要点を整理して喋ることが苦手なので、発表時間が、5分、10分と短い場合は、
完全な原稿を用意して、暗記する。
従って、基本的には、事前練習が十分であれば、
本番も上手くいく。
しかし、プレゼンの前や最中に、
“予期せぬ何か”が発生すると頭が真っ白になり、
一気に記憶していた原稿が吹っ飛んでしまう。
今までの経験では、
・プレゼン開始直前のPCトラブル
・プレゼン最中に、電話がかかってくる
など、自分の注意不足によって引き起こされた
アクシデントが原因となることが多かった
最近、毎週水曜日の夜は、ハーバード大のトーストマスターズ(スピーチ・クラブ)に参加している。
今日は、Humorist(ユーモリスト)を担当した。
ユーモリストは、ミーティングの冒頭で、
アメリカン・ジョークを軽くかまし、
参加者を笑わせることで、会場の雰囲気を和らげる、
という重要な役割である。
1月に初挑戦した時は、結構うけたので、
調子に乗って、本日、2度目に挑戦した。
(というか、参加者は皆、ポジティブかつ優しいので、
何をやっても、笑ってくれる)
今回は、1分弱のジョークだったので、
原稿を暗記して、丹念に練習し、
本番に臨んだ。
前半30秒は練習通り、話を運ぶことができた、
その後、オチに向かう後半30秒に差し掛かったところで、
なぜか、遅れてやってきたメンバーが、
ドアを開けて教室に入ってくる姿に、一瞬、気を取られてしまった。
そしてその瞬間、いつもの通り、頭が真っ白になった。
最終的には、その後の大切な一文を言い忘れるとともに、最も大切なオチの単語youを、meと言い間違えてしまった…。
(youとmeで、全く意味が異なってしまう
=オチでも、何でもなくなってしまう)
こんな些細なことで動揺するのも情けないが、
逆に、今回の経験を通して、
ちょっとした事象に対してでも、敏感に反応する自分の心理を
認識することができてよかった。
これからは、様々な本番の状況をシミュレートしながら、
練習を重ねることで、
想定外の事象にも対応できる柔軟性、および、
それに動じない図太さを身に付けることが課題である。
それにしても、今日のジョークの、オチの直後の会場の静けさは、凍りついたチャールズ・リバーの畔のようだった(写真)。
そして、白人、黒人、アジア人、ラテン系、中東系など
総勢30人の参加者が眉間にしわを寄せ、
「What?」と言わんばかりの顔で、自分を見つめる様子も、
なかなか滑稽であった。
(しかも何故か、今日のミーティングはビデオ撮影されていた。ひゃーー!)
これも貴重な体験であるが、
できれば、もうこれっきりにしたい(笑)。
<写真: 大学のすぐ側のチャールズ・リバー。
凍った川面に雪が積もっており、とてもきれい。
この日は、昼でも-10℃近くであったが、カモは楽しそうだった(?)>
↓ これ、使えます! ただ、下ネタも多いので、
公的な場所ではセレクションが大事です(笑)。
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